2025年7月、日本発の豪華客船「飛鳥Ⅲ」がついにデビューしました。
TBS系「マツコの知らない世界 夏休み豪華客船SP」で船内の様子が初公開され、特に全室バルコニー付きの客室や最新設備に大きな注目が集まりました。
本記事では番組情報をもとに、飛鳥Ⅲの魅力と注意点を徹底解説し、乗船を検討している方に役立つ情報をお届けします。
飛鳥Ⅲの基本スペックと注目ポイント
飛鳥Ⅲは、日本のクルーズ業界に新しい風を吹き込む存在として登場しました。
総トン数は約52,000トン、全長は230メートルを超え、ゆったりとした設計で700名以上の乗客を収容できます。
番組内では「日本が世界のクルーズ目的地となる象徴的な船」と紹介され、国内外のクルーズファンから期待を集めています。
船体には最新の環境技術が搭載され、排出ガスの削減や静粛性の向上にも配慮。
長期滞在でも快適に過ごせるよう、日本の細やかなサービスを活かしたホスピタリティが魅力のひとつです。
さらに、海外のラグジュアリー船に匹敵する設備を備え、国際基準の安全対策を徹底しています。
全室バルコニー付き客室の特徴と開放感
飛鳥Ⅲ最大の特徴は、全381室すべてがバルコニー付きである点です。
番組では、海風を感じながら食事や読書を楽しめる広めのバルコニーが紹介され、乗船者のプライベートな時間を贅沢に演出する様子が放送されました。
各客室は防音設計を強化し、隣室の音が気になりにくい構造になっています。
外洋航行中でも静かにくつろげるよう工夫されており、テラスチェアやテーブルが標準装備。
朝日や夕焼けを独り占めできる環境は、従来の国内クルーズでは体験しにくかった魅力です。
一方で、バルコニーは天候や波の影響を受けることもあります。
風の強い日や雨天時には利用を制限される場合があるため、予定通りに使用できないこともある点は事前に把握しておきましょう。
客室タイプ別の設備とサービス
飛鳥Ⅲにはスイート、デラックス、スタンダードの3タイプの客室があり、それぞれ異なる設備とサービスが用意されています。
番組ではスイートルームが特集され、専属バトラーサービスや広々としたリビングルーム、大型バスルームが紹介されました。
一部のスイートには専用ダイニングやプライベートラウンジの利用特典も付いています。
デラックスルームは、家族やカップルが快適に過ごせる中規模の客室。
バスタブ付きの浴室や大きなクローゼットがあり、長期クルーズにも対応しやすい仕様です。
スタンダードルームでも収納スペースは十分確保され、清潔感あるインテリアと眺望が魅力です。
いずれのタイプでも、バルコニーでの朝食や客室内のルームサービスなど、プライベートな時間を重視したサービスが充実しています。
最新船内設備とエンターテインメントの充実度
飛鳥Ⅲの船内には、複数のレストラン、ラウンジ、バー、シアター、スパ、フィットネスジムが整備され、乗船中に退屈することはありません。
番組では、デジタルアートを活用した没入型ショーや、生演奏が楽しめる多目的シアターが紹介されました。
また、展望ラウンジからは360度の大海原が望め、プールやジャグジーではリゾート気分を満喫できます。
健康志向の方にはヨガやパーソナルトレーニングプログラムが用意され、心身ともにリフレッシュできる環境が整っています。
（関連情報：一部レストランは追加料金が必要な「スペシャリティダイニング」となり、予約が必要です。）
乗船前に知っておきたいデメリットと注意点
飛鳥Ⅲはラグジュアリー志向のクルーズ船であり、料金は一般的な国内旅行より高めです。
特にスイートルームは一人あたり数十万～数百万円規模となる場合があり、早期予約が推奨されます。
また、全室バルコニー仕様のため、客室の位置によっては航行中の風の影響で騒音が感じられる場合があります。
一部の人気レストランやイベントは予約制で、事前申し込みをしないと利用できないこともあります。
これらを理解した上で、予算や乗船スケジュールを検討することが満足度の高いクルーズ体験につながります。
今後予定されているクルーズスケジュール（関連情報）
2025年以降、飛鳥Ⅲでは日本一周クルーズ、北海道周遊、韓国・台湾を巡る国際航路などが発表されています。
寄港地では地域文化を体験できるオプショナルツアーが多数用意され、船内だけでなく旅先でも特別な時間を過ごせます。
ただし、天候や国際情勢によって航路が変更される場合があります。
最新情報は公式サイトや旅行代理店を通じて事前に確認することが大切です。
まとめ
飛鳥Ⅲは、日本のクルーズ史上初となる全室バルコニー付き客室を備え、世界基準の豪華設備を搭載した新世代の客船です。
番組で紹介されたように、客室の開放感や船内エンターテインメントの充実度はこれまでの国内クルーズを大きく超える魅力があります。
料金やバルコニー利用の制限といった注意点を把握し、最新情報を確認したうえで予約すれば、極上の船旅を体験できるでしょう。
