魚市場食堂|港直送の鮮魚をそのまま味わう人気店
小田原駅から少し足を伸ばせば、朝獲れの鮮魚を豪快に楽しめる「魚市場食堂」があります。
地元漁師が通うことでも知られ、観光客にも広く愛されている老舗の海鮮ランチスポットです。
魚市場食堂は小田原漁港に併設された食堂で、タイ・イサキ・アジなど、日替わりで新鮮な地魚を提供しています。
特に人気なのが「地魚三点盛り丼」。
厚切りの刺身が贅沢に盛られており、ご飯の量も無料で大盛りにできるため、満足感が非常に高いです。
また、フライや煮魚の定食も選べるので、魚介好きの方にはたまらない選択肢が揃っています。
ただし、営業は早朝から昼過ぎまでで、ネタがなくなり次第終了となるため、午前中の来店がおすすめです。
車でのアクセスも可能ですが、駐車場が混雑することがあるため、時間帯には注意が必要です。
魚國商店 魚河岸でん|地元で100年以上続く老舗の海鮮丼
小田原駅から徒歩わずか3分の場所にある「魚河岸でん」は、創業明治初期の魚屋「魚國商店」が手がける食事処です。
新鮮な魚を知り尽くしたプロの目利きで仕入れられるネタは、どれも高品質。
地元住民にも長く親しまれている老舗です。
看板メニューの「海鮮づくし丼」は、マグロ・イクラ・ウニ・ネギトロなど豪華ネタが満載。
種類の多さはもちろん、それぞれの鮮度と切り方にもこだわりが感じられます。
価格は1,500円前後とリーズナブルで、観光の合間にしっかりと食事を楽しみたい方に最適です。
ただし、予約不可かつ人気店のため、平日でも混雑は避けられません。
11時の開店直後を狙うか、ランチピークタイムを外しての来店をおすすめします。
漁師の浜焼 あぶりや|目の前で焼くライブ感が魅力の店
焼きたての魚介を自分で調理して味わいたい方には、「漁師の浜焼 あぶりや」が最適です。
小田原駅から徒歩圏内にあり、ホタテやエビ、イカ、サザエなどを炭火でじっくり焼きながら楽しめる浜焼きスタイルが人気です。
「海鮮浜焼きセット」には焼き物のほか、刺身、ご飯、味噌汁、小鉢が付いており、バランスの良いランチとして満足度が高いです。
屋外に近いテーブル席が中心で、開放感のある雰囲気も魅力の一つ。
観光気分を味わいながらゆっくり食事を楽しめます。
ただし、天候に左右されやすいため、雨天や風の強い日は控えたほうが無難です。
混雑時は焼き場の使用時間に制限がかかることもあるため、事前の確認がおすすめです。
おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー|海好きにおすすめの“食の天国”
漁港の駅「TOTOCO小田原」3階にある「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー」は、小田原漁港直送の鮮魚を中心に、制限時間59分の食べ放題形式で楽しめる話題の海鮮ビュッフェです。
約30種類の厚切り刺身が揃い、観光客だけでなく地元にも評判の店舗です。
提供される刺身は、マグロやサーモン、カツオ、カンパチなど多種多様。厚めのカットで食べ応えがあり、ご飯を酢飯や白飯から選べるため、自分好みの海鮮丼作りが楽しめます。さらに、「寿司パフェ」風に盛り付けるユニークな演出も魅力の一つです。
大人料金は税込3,740円(2025年6月更新価格)、シルバーは2,970円、子供料金も設定されています。制限時間は59分で、「ゴク」にかけたユーモラスな時間設定です。
利用者からは、「刺身が2〜3倍の厚さ」「種類豊富」「大満足の鮮度」といった高評価が多数上がっています。一方で「並ぶ」「食べ放題なので回転率が遅い」といった混雑に関する注意点も見受けられます。
だるま料理店|レトロな老舗の海鮮洋食が楽しめる名店
小田原らしさと洋食の魅力を同時に味わえるのが、創業100年を超える「だるま料理店」です。
歴史ある建物は登録有形文化財に指定されており、和洋折衷の建築とレトロな雰囲気が食事の時間をより特別なものにしてくれます。
「魚介ミックスフライ定食」や「海老グラタン」など、海の幸をふんだんに使用した洋食メニューが豊富。
味はもちろん、盛り付けや器にもこだわりがあり、特に女性客やファミリーに人気があります。
ただし、店内は昔ながらの造りのため、階段や段差が多く、ベビーカーや車椅子の利用には不向きです。
事前に来店条件を確認しておくと安心して訪問できます。
小田原駅周辺で満足度の高い海鮮ランチを楽しもう
小田原駅近くには、観光客向けの店だけでなく、地元民に支持され続ける老舗の名店も数多く存在します。
鮮度の高い魚介をリーズナブルに、そして個性的に提供するお店が揃っているため、目的や気分に応じて選べるのも魅力です。
本記事で紹介した5店舗は、いずれも筆者が実際に訪問・調査したうえでおすすめできる名店ばかり。
観光の合間にしっかり食事を取りたい方や、海鮮好きな方にはぜひ訪れてほしいラインナップです。
旅行の計画に合わせて、この記事を参考にランチスポットを選んでみてください。きっと満足のいく一皿に出会えるはずです。